粟ヶ岳へのハイクで見掛けた風景が世界農業遺産に

先週、掛川市に出掛け道の駅掛川をスタートし、4時間ほど掛けて標高532mの粟ヶ岳山頂までのハイキングに行って来ました。

粟ヶ岳の麓までは、舗装された道路を行き、麓の東山バス停付近から茶畑の中の道を行き、25分ほどで樹林の山道となります。

山頂付近には巨岩群があり、そこを抜けると阿波々神社のある山頂に着きます。

電波塔を少し下ると売店・展望台があります。

展望は、眼下には点在する茶畑の向こうの大井川金谷島田の街並みがあり、かすんで良く見えませんでしたがその先は駿河湾へと続いています。

この地域の茶畑で行われている茶草場(ちゃぐさば)農法世界農業遺産に登録されました。

ハイキングを楽しみながら茶畑の風景をカメラに納めて来ましたので御覧ください。

ちなみに、茶草場(ちゃぐさば)農法とは、茶畑の周りに広がる採草地で、秋から冬にススキなどを刈り取り、茶畑有機肥料などに活用する仕組みで、茶農家が茶草場の草を刈ることで生物多様性が保たれていることなどが、世界農業遺産の審査関係者からも高い評価を頂いたようです。(H25.05.18 撮影)



粟ヶ岳へ向う途中、舗装された道路から粟ヶ岳山頂を望む
山頂付近にヒノキで型どられた「」の文字が見える


山頂付近から駿河湾、大井川、金谷と島田の街並み、そして眼下に茶畑風景


世界農業遺産に登録された茶草場(ちゃぐさば)農法茶畑が広がる