桜と富士を楽しむ


 静岡県富士市富士川 雁堤(かりがねつつみ)は市内を通る県道396号線(旧国道1号線)で西に向かい、富士川橋手前を右折してすぐのところにあります。雁が連なり飛んでいるような形をしています。氾濫によって周辺に大きな被害をもたらしていた富士川の流れを変えるために造られた延長2.7キロの巨大な堤防です。古郡氏三代の50年余に及ぶこの治水事業より延宝2年(1674)に大堤防は完成しました。300余年富士川下流部の治水の要衝として加島平野の人々の生命、財産を守り続けています。ここには120本の桜あり、広い芝の公園になっています。桜もピークは過ぎたようですがまだ十分楽しめます。桜と富士山を眺めながら広い芝の上でスポーツしたり、お弁当を広げたりとても景観のいいところです。(H19.4.5撮影)