富士山の雪解け水、その湧き水で出来た八つの池「忍野八海」に行く

 山梨県の南東部、富士北麓に位置する忍野村に「忍野八海(おしのはっかい)」があります。

先月、その「忍野八海」に出掛け、富士山の雪解け水が湧き水となり、出来た神秘的な池を見て回りました。

池は、とても透明度が高く(一部例外もあり)、泳いでいる魚どころか池の底まで、はっきり見えます。

10数年前、忍野八海の池は地底で一つにつながっているのではないかと云われているので、そのへんを検証しようとして、カメラマン二人が溺死した事故もありました。

事故が発生したの湧池(わくいけ)で、水が湧き出す穴を探索中に帰り道が分からなくなり、そのまま帰らぬ人となったそうです。

池は深く、探索しても実のところどこまで続いているのか解らないミステリアスなところもあり、想像をかきたてられます。

「榛の木林民俗資料館」 の敷地内に忍野八海の一つ「底抜池」があると聞き入ってみました。。

手入れの行き届いたお庭のなかに、透き通った水をたたえた美しい池「底抜池」が、ありました。

敷地内には、江戸時代に建てられ富士北麓一帯では最も古い農家と云われる茅葺き屋根合掌造りの素朴な建物があり、印象に残りましたので投稿写真に添えました。


これは入口付近のお土産屋さんの池、これは八海ではありません。
良い天気ですと、正面に富士山が見えます。

湧池(わくいけ)直径約12m、底まで透き通って見える美しい池

泳いでいるマスが蒼く透き通って見えます

榛の木林民俗資料館内

民家内部

合掌作りの小屋裏

透き通った水をたたえる「底抜池」