静岡市内にある風力発電

 静岡市内に風力発電があるなんて、あまり知られていませんが、中心街から車で10分ほどの市内を流れる安倍川の河口にあります。

原発事故があり、自然エネルギーでの発電に期待が高まりつつある時ですので紹介します。

鉄塔の高さは約65m、直径70メートルの巨大プロペラがゆっくりと回転し、近づいてみるとその大きさに圧倒されます。

風力発電の愛称「風電君(ふうでんくん)」、一般家庭の700世帯分に相当する電気を、発電する能力があるそうです。

写真を撮ったのは3月、冬の富士山を背景に安倍川河口附近の景色と共に、巨大プロペラが回転する風力発電装置をカメラに納めました。

現時点では、風力発電による電気のコストはかなり高いようですが、巨大地震の起こる確率の高い静岡では、一刻も早く自然エネルギーでの発電に替わって行くことを願わずにはいられません。