「茅(ち)の輪くぐり」で無病息災を祈る

先日、静岡浅間神社で行なわれた「茅(ち)の輪くぐり」に行って来ました。

静岡浅間神社では、毎年6月と12月の晦日に行われる「大茅の輪くぐり」は、1年の半分が過ぎ知らず知らずのうちに犯した罪やけがれをはらい、無病息災を祈る伝統行事です。

静岡に夏の到来を告げる催しは、参拝者が設置された「茅(ち)の輪くぐり」を白い小さな紙を左右の肩に振りかけた後、「形代(かた・しろ)」と呼ばれる紙で体をなで、さらに形代に息を吹きかけて厄払いをし、8の字を描くように茅の輪を3回くぐりながらお祈りをします。

静岡浅間神社には、三箇所の「茅(ち)の輪くぐり」が設置され、中央の第二駐車場に設置された茅の輪は、茅(かや)の束を直径約5メートルの芯に巻き付けたもので、日本屈指の大きさで重さは約300kgもあるそうです。

いよいよ夏本番を迎え、心身とも健康に夏を過ごせるよう祈って来ました。(H24.06.30 撮影)


楼門に設置された茅の輪


中央の第二駐車場に設置された直径約5メートルの茅の輪
8の字を描くように茅の輪を3回くぐりながら無病息災を祈る