ジャカランダの花が見頃

JR静岡駅より歩いて5分、静岡市内の一等地に宝泰寺(ほうたいじ)があります。

宝泰寺は、釈迦如来をご本尊として祀る興津の清見、静岡の臨済と並ぶ、駿河三刹と呼ばれる寺です。

宝泰寺は、かつては二十八の末寺を有し、境内面積は一万平方mもあり、現在のJR静岡駅までも含んでいたそうです。

境内の本堂の裏庭にあるジャカランダの花が見頃と聞き、見させて頂きました。

ジャカランダはブラジル原産で、33年まえにスペインから種子で日本に来たものを温室で13年、防寒設備あるところでさらに3年育てたものを路地に植えて育てたそうです。

樹齢36年15mの巨樹となって房状の小さな釣鐘形の花を見事に咲かせ、薄紫色の美しい花は高貴な雰囲気を漂わせていました。(H24.6.30 撮影)