駿府城公園に復元される二つ目の櫓(やぐら)

駿府城公園には、東御門と共に東南にある巽櫓(たつみやぐら)に続き、南西の角に坤櫓(ひつじさるやぐら)が建築中です。

工事の状況は、内外共にしっかりとした仮設足場が架かり、内部では柱の組立てが行われているようでした。

この建物が復元される過程では、現存する資料については、柱の配置図はあるようですが、軸組図とか外部の意匠に関する資料が見つかっていないようです。

このような状況の中で、平成25年度末の完成を目指して工事が進められていますが、どのような建物になるか楽しみです。

11月には希望する市民に工事現場を見学させてもらえる企画もあるようです。

坤櫓(ひつじさるやぐら)は、駿府城公園の南西に位置し、ここからは富士山を望むことができます。

完成した坤櫓(ひつじさるやぐら)から見る富士山もきっと素敵だと思います。(H24.9.26 撮影)


外観パース

駿府城公園の案内図

仮設足場も一般の建物に比べるとかなり手間がかかるようです

内部には太い柱が

工事中の坤櫓附近の富士見芝生広場から望む富士山