茶畑と古民家

静岡市内を流れる藁科川上流の相俣地区は、良質なお茶の産地と知られれています。

ここで生産される本山茶(ほんやまちゃ)は、豊富な伏流水と茶畑は川霧につつまれて育ち、

職人が、生葉を蒸して焙炉の上で両手を使って丁寧に揉んで仕上げる製法で、その上品な味わいが

徳川家康の目に留まり、御用達の高級煎茶として愛され、全国に広がるようになったそうです。

写真の高台の石垣の上に建つ古民家は、この地域で生産される本山茶(ほんやまちゃ)を手揉みした場所で、茶部屋として使用されていました。

歴史を感じさせる茶部屋と広がる茶畑の織り成す風景を、お茶処静岡を代表する風景として、投稿しました。(H24.6.01 撮影)